「あ! おせちの予約、忘れてた!」 「手作りしようと思ってたけど、全然時間がない…」
年の瀬も迫った大晦日や、場合によっては元旦になってから、おせちの準備が間に合わないことに気づいて真っ青になっているあなたへ。
大丈夫、まだ間に合います。
完璧なおせちでなくても、新年を祝う気持ちがあれば大丈夫。この記事では、今すぐできる具体的な対処法から、お正月らしさを演出する簡単なアイデアまで、状況別にわかりやすく解説します。
焦る気持ちを一度落ち着けて、できることから始めてみましょう。
この記事でわかること
- おせちが間に合わない時の3つの具体的な対処法(買う・作る・代用する)
- 大晦日や元旦でもおせち(や代用品)を入手できる場所や方法
- 来年こそ失敗しないための、おせち準備のスケジュール
おせちが間に合わない!どうする?状況別・対処法チェックリスト
おせちが間に合わないと気づいた時の焦る気持ち、とてもよくわかります。まずは深呼吸。完璧を目指さなくても、お正月はちゃんと来ます。今の状況で何ができるか、落ち着いて確認してみましょう。
- 状況1:まだ「大晦日の午前中」
- [ ] 今すぐ届く「おせち通販・デリバリー」を探す(ネットスーパーやデリバリーアプリ)
- [ ] デパートや百貨店の「当日販売(予約キャンセル分)」を狙う
- [ ] スーパーの「おせちセット・単品お惣菜」を買いに行く
- [ ] どうしても作りたい「定番だけ」時短で手作りする
- 状況2:すでに「大晦日の午後~夜」
- [ ] 近所のスーパーで「お正月用のお惣菜・かまぼこ・伊達巻」を確保する
- [ ] コンビニの「ミニおせち」や「おつまみ」をチェックする
- [ ] 元旦に営業しているお店(デリバリー含む)を調べる
- [ ] 「代用品」で豪華に見せる盛り付けを考える
- 状況3:すでに「元旦の朝」
- [ ] まずは「お雑煮」を丁寧に作ってお正月気分を出す
- [ ] 元旦営業のスーパーやコンビニで、買えるものを集める
- [ ] デリバリー(ピザ、寿司など)を頼んで「お正月パーティー」に切り替える
- [ ] 新年のお祝いとして「外食」する(営業しているお店を探す)
コトクマ年末年始は誰もがバタバタするものです。「こうしなきゃ!」と焦るより、「できる範囲でお正月を楽しもう」という気持ちが一番大切ですよ。
対処法1:【今すぐ買う派】大晦日・元旦でもおせちを入手する方法
「やっぱり、少しでもいいからおせちが食べたい!」という方へ。年末ギリギリや元旦になってからでも、おせちやそれに代わるものを買う方法はあります。諦める前に、これらの場所をチェックしてみましょう。
通販・ネット:「まだ間に合う」おせち特集をチェック
「もうお店に行く時間もない!」という場合は、ネットを活用しましょう。
- 大手通販サイト(楽天市場、Yahoo!ショッピングなど) 「おせち 即日」「おせち 翌日配送」などで検索すると、ギリギリまで受け付けているお店が見つかることがあります。
- ネットスーパー(イオン、イトーヨーカドーなど) お住まいの地域によりますが、当日便や翌日便でおせちセットや単品の具材を届けてくれる場合があります。
- デリバリーサービス(出前館、Uber Eatsなど) 最近では、デパートやスーパーと提携して、おせちや豪華なオードブルを配達してくれるサービスも増えています。
店舗(当日販売):デパート・スーパー・コンビニを狙う
お正月は、お店が開いているかどうかが鍵になります。大晦日や元旦の営業時間を調べてから向かいましょう。
- デパート(百貨店)
- 狙い目: 地下食料品売場(デパ地下)の「当日販売分」や「予約キャンセル分」。
- 注意点: 大晦日は開店と同時に行くのがおすすめです。夕方になると売り切れている可能性が高いです。元旦は休業のデパートも多いので注意しましょう。
- スーパー
- 狙い目: 1~3人前の「おせちセット」のほか、「かまぼこ」「伊達巻」「黒豆」「栗きんとん」などの単品お惣菜。お正月用の豪華なオードブルも狙い目です。
- ポイント: 最近は元旦から営業しているスーパーも増えています。お雑煮の材料と一緒に探してみましょう。
- コンビニ
- 狙い目: 1~2人用の「ミニおせち」や、お正月向けの「おつまみセット」。かまぼこや伊達巻の小分けパックも便利です。
- ポイント: 24時間営業が最大の強み。大晦日の夜遅くや元旦の朝でも駆け込める、最後の砦です。
対処法2:【一部だけ作る派】30分で完成!簡単おせち風レシピ
「全部は無理でも、いくつか手作りして新年を迎えたい」という方へ。今からでも間に合う、包丁や火をほとんど使わない簡単な「おせち風」レシピをご紹介します。これだけでもお正月らしさがぐっとアップしますよ。
これだけ作ればOK!おせちの定番3品
- 火を使わない「紅白なます」
- 材料: 大根、人参、かんたん酢(または寿司酢)
- 作り方: 大根と人参はピーラーで薄くむくか、スライサーで千切りにします。ボウルに入れて、かんたん酢(寿司酢)で和えるだけ。あれば、ゆずの皮を少し散らすと香りがとても良くなります。
- 電子レンジで簡単「伊達巻」
- 材料: 卵(2個)、はんぺん(大1枚)、砂糖(大さじ2)、みりん(大さじ1)
- 作り方: 材料をすべてミキサーやフードプロセッサーで滑らかになるまで混ぜます。耐熱容器に流し入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で3~4分加熱。熱いうちに巻きすで巻いて、冷ませば完成です。
- 混ぜるだけ「なんちゃって栗きんとん」
- 材料: 市販のさつまいもペースト(または焼き芋の中身)、栗の甘露煮
- 作り方: ボウルでさつまいもペースト(または潰した焼き芋)と、栗の甘露煮(シロップを軽くきって)を混ぜ合わせるだけ。栗のシロップで甘さを調整してもOKです。
買ってきたお惣菜を「詰めるだけ」テクニック
スーパーで買ってきた黒豆や田作り、昆布巻きも、素敵なお皿や持っている重箱に詰めるだけで、立派なおせちになります。
盛り付ける時は、南天の葉や松の葉(きれいに洗って)、食用の金箔などを少し飾ると、一気に華やかさが出ますよ。100円ショップなどでも、お正月用の飾り(ピックなど)が手に入ります。



全部を手作りする必要はまったくありません。「これだけは食べたい」という一品を作るだけでも、気持ちのこもったお正月になりますよ。
対処法3:【代用する派】おせちの代わりに!お正月を祝うごちそうアイデア
「もう、おせちの形にこだわらなくてもいいかも」と考え始めたあなたへ。その通りです。お正月は、家族や大切な人と楽しく過ごすことが一番大切です。おせちの代わりに、みんなが喜ぶごちそうを用意しませんか?
市販のオードブル・お惣菜を「お正月らしく」見せるコツ
買ってきたローストビーフや唐揚げ、お刺身も、盛り付け方ひとつでお正月らしくなります。
- ポイント1:お皿にこだわる
- 普段使いの丸いお皿ではなく、角皿や長皿、漆器風のお皿(最近は100円ショップでも素敵なものが手に入ります)を使ってみましょう。
- ポイント2:彩り(赤・黄・緑)を意識する
- 買ってきたお惣菜に、ミニトマト(赤)、卵焼き(黄)、ブロッコリーや絹さや(緑)を添えるだけで、見た目がパッと華やぎます。
- ポイント3:縁起物をプラスする
- 「めでたい」の鯛(お刺身や焼き魚)、「よろこぶ」の昆布(市販の昆布巻きや塩昆布)など、何かひとつでも縁起の良いものを食卓に並べてみましょう。
おせち以外のお正月ごちそうメニュー
おせちがなくても、これらがあれば食卓は盛り上がります!
- カニ、すき焼き、お寿司(デリバリーや手巻き寿司)
- 大人も子供も大好きな、お正月ならではの豪華メニューです。大晦日や元旦に営業しているデリバリーを調べてみましょう。
- 手巻き寿司
- スーパーでお刺身と海苔、酢飯(またはご飯とかんたん酢)を買ってくれば、準備も簡単で、みんなでワイワイ楽しめます。
- お雑煮を豪華にする
- おせちが間に合わなくても、美味しい「お雑煮」があれば、お正月気分は十分味わえます。鶏肉やエビ、野菜をたっぷり入れた具だくさんのお雑煮を作りましょう。
来年こそ間に合わせる!おせち準備の基本スケジュール
「今年(今回)はバタバタしちゃったけど、来年こそは!」と思っている方のために、おせち準備の一般的なスケジュールをまとめました。早めに動けば、人気のおせちもお得に予約できますよ。
- 9月~10月:早割(早期割引)スタート
- 多くのおせち通販サイトやデパートで「早割」が始まります。人気のものや有名店のおせちはこの時期にチェックし、予約するのが一番お得です。
- 11月:予約のピーク
- 早割が終わり、通常の予約が本格化します。この時期でもまだ種類は豊富に選べます。
- 12月上旬~中旬:予約締め切り
- 多くのお店がこの時期に予約を締め切ります。「まだ大丈夫」と思っていると、人気の商品は売り切れてしまうことも。
- 12月28日~30日頃:おせち到着・手作り開始
- 通販おせちの多くは、冷凍または冷蔵でこの時期に届きます。
- 手作り派の人は、日持ちのする黒豆や田作りなどから作り始める頃合いです。



最近は「おせち」と言っても、伝統的な和風だけでなく、洋風や中華風、スイーツおせち、一人用やペット用まで本当に様々です。来年はどんなおせちにするか、今から考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
【FAQ】おせちが間に合わない時によくある質問
おせちが間に合わなくて焦っている時、気になる疑問や不安にお答えします。
Q1:おせち料理が間に合わなかったらどうする?
A1: 慌てないでください。まずは「今すぐ買う」「一部だけ作る」「代用品で祝う」の3つの方法を検討しましょう。大晦日や元旦でも、スーパーやコンビニ、デリバリーなどで買えるものはあります。完璧なおせちでなくても、美味しいお雑煮や、かまぼこ・伊達巻のような縁起の良い一品があれば、十分お正月気分は味わえますよ。
Q2:おせちを大晦日や元旦に買うことはできますか?
A2: 可能です。デパートの地下食料品売場(デパ地下)では、予約キャンセル分や当日販売分が出ることがあります。また、大手スーパーではおせちセットや単品のお惣菜が並びますし、コンビニでも1~2人用のミニおせちを扱っている場合があります。ただし、人気の商品は売り切れる可能性もあるので、なるべく早めの時間帯(午前中など)を狙うのがおすすめです。
Q3:おせち スーパーではいつから並びますか?
A3: スーパーによって異なりますが、多くの場合、クリスマスが終わった12月26日頃から、かまぼこや伊達巻、黒豆などの単品の具材が特設コーナーに並び始めます。おせちのセットやお正月用の豪華なオードブルは、12月29日~31日にかけて最も品揃えが豊富になる傾向があります。
Q4:おせちの代わりに何を準備すればいいですか?
A4: おせちの形にこだわらず、ご家族が喜ぶ「ごちそう」を準備するのがおすすめです。例えば、カニ、すき焼き、お刺身の盛り合わせ、手巻き寿司、ローストビーフなどは、お正月の食卓を華やかにしてくれます。買ってきたオードブルやお惣菜も、お正月らしいお皿に盛り付けたり、ミニトマトや葉物で彩りを加えたりするだけで、ぐっと雰囲気が出ますよ。
まとめ
おせちが間に合わないと気づいた時、本当に焦ってしまいますよね。
でも、一番大切なのは「新しい年を楽しく祝う」という気持ちです。
完璧なおせちがなくても、大丈夫。 今できる最善の方法(買う・作る・代用する)を選んで、美味しいお雑煮やごちそうと一緒に、笑顔で新年を迎えましょう。
あなたの新しい一年が、素晴らしいものになりますように!

