「あ〜、長かったお正月休みも終わりかぁ……」 「久しぶりの仕事、何から手をつければいいんだっけ?」
そんなふうに、ちょっぴり重たい気持ちで仕事始めの朝を迎えている方も多いのではないでしょうか? 久しぶりの出社やパソコンを開く瞬間、一番最初に悩むのが「仕事始めの挨拶」ですよね。
「上司に送るメール、件名はどうしよう?」 「『あけましておめでとう』っていつまで言っていいの?」 「そもそも、チャットで済ませちゃダメかな?」
そんな不安を一発で解消します! この記事では、そのままコピペして使える「挨拶メールの例文」はもちろん、今の時代に必須の「SlackやTeamsでのマナー」まで、世界一やさしく解説します。
挨拶メールは、ただの形式ではありません。「今年もあなたと一緒に良い仕事をしたいです」という、信頼のバトンを渡す大切なアクション。
さあ、素敵な挨拶で、最高の一年のスタートを切りましょう!
仕事始めの挨拶メール、なぜ送るべき?基本のマナー3つ
「毎日顔を合わせているし、メールなんて送らなくてもいいんじゃない?」 そう思うこともあるかもしれません。でも、仕事始めの挨拶メールには、「私は今日から通常モードで稼働していますよ!」という業務連絡の意味も含まれています。
相手に失礼がなく、かつ「おっ、ちゃんとしてるな」と思われるための、3つの基本ルールを押さえましょう。
1. 送るタイミングはいつ?(一斉送信か個別か)
原則として、「仕事始めの当日の午前中(始業直後)」に送るのがベストです。
多くの人は、休み明けのメールチェックから業務をスタートさせます。そのタイミングであなたの挨拶メールが届いていれば、スムーズに存在をアピールできますよね。
もし午前中がバタバタして送れなかった場合でも、その日の就業時間内には送るようにしましょう。



「松の内(まつのうち)」って聞いたことありますか? 一般的には1月7日(地域によっては15日)までをお正月期間と呼びます。 「あけましておめでとうございます」という言葉を使えるのは、この期間まで。もし7日を過ぎてしまったら、「寒中お見舞い申し上げます」や「本年もよろしくお願いいたします」から始めるとスマートですよ!
2. 件名で9割決まる!相手が一目でわかるタイトルの工夫
休み明けのメールボックスは、たくさんのメールで埋め尽くされています。そんな中で、開封してもらい、かつ後から見返しやすい件名にするには「誰からの」「何の用件か」を一目でわからせることが重要です。
以下に「良い例」と「惜しい例」をまとめました。
【これはNG!惜しい件名】
- 挨拶(誰かわからない)
- あけましておめでとうございます(スパムメールと間違われるかも…)
- お世話になっております(具体的じゃない)
【これで完璧!良い件名】
- 【新年のご挨拶】営業部・山田(氏名を入れるのが鉄則!)
- 新年のご挨拶と本件の打ち合わせについて(〇〇株式会社 佐藤)
- 2026年の業務開始のご挨拶【企画課・田中】
「【 】(墨付き括弧)」を使って目立たせたり、自分の名前を件名に入れておくと、相手が検索するときにも親切です。
3. 誰に送る?優先順位の付け方
全員に送ろうとすると時間がかかってしまいます。優先順位をつけて、効率よく進めましょう。
- 直属の上司・チームメンバー(最優先!まずはここから)
- 同じ部署のメンバー(一斉送信でもOK)
- 他部署でお世話になっている人(プロジェクトで関わっている人など)
- 社外の取引先・お客様(重要度に応じて)
特に直属の上司には、他の人より先に、できれば個別で送るのがマナーです。
【社内編】上司・同僚への挨拶メール例文集
それでは、具体的な例文を見ていきましょう。 そのまま使ってもOKですが、( )の部分を自分の言葉に変えると、より温かみが増しますよ。
直属の上司へ(今年の抱負を添えて)
上司へのメールで一番大切なのは、「前向きな姿勢」を見せることです。 単なる挨拶だけでなく、「今年はこんなことを頑張りたい!」というプチ宣言を一言添えるだけで、評価がグッと上がります。
件名:【新年のご挨拶】営業部・山田太郎
〇〇課長
あけましておめでとうございます。 山田です。
旧年中は、〇〇プロジェクトの件などで多大なるご指導をいただき、 誠にありがとうございました。
本年も、チームの目標達成に貢献できるよう、 特に(新規顧客の開拓/資料作成のスピードアップなど)に尽力してまいる所存です。
まだまだ未熟な点も多いかと存じますが、 ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和7年1月〇日 営業部 山田太郎
部や課への一斉送信(BCCの使い方に注意)
同じ部署のメンバーや、多数の関係者に送る場合は、「BCC(ブラインド・カーボン・コピー)」を使うのが一般的です。 ※会社によっては「CC」で全員に見えるようにする場合もあるので、職場の慣習に合わせましょう。
一斉送信の場合は、あまり個人的な話は書かず、簡潔にまとめるのがポイントです。
件名:新年のご挨拶(企画課・佐藤)
社員の皆様 (※もしくは「〇〇部の皆様」)
あけましておめでとうございます。 企画課の佐藤です。
旧年中は大変お世話になりました。 おかげさまで、無事に新しい年を迎えることができました。
本年も、皆様と円滑に業務を進められるよう、 精一杯努めてまいります。
寒さが厳しい折、皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
企画課 佐藤 花子 内線:1234
コトバノモリのワンポイント 🌲
「BCCで送る時の宛先(TO)はどうする?」 よくある悩みですが、宛先(TO)には「自分のメールアドレス」を入れるのが基本です。 これなら誰かに間違って通知が行くこともなく、送信確認もできるので安心ですよ!
テレワーク・在宅勤務の場合のニュアンス
リモートワークで顔を合わせない場合、文字だけのコミュニケーションは冷たく見えがちです。 少しだけ「雑談」のような柔らかい要素や、オンラインでの連携をお願いする一文を入れると良いでしょう。
件名:【新年のご挨拶】開発部・鈴木(在宅勤務中)
〇〇チームの皆様
あけましておめでとうございます。 鈴木です。
旧年中は、リモート環境下でのサポートをいただき、ありがとうございました。 年末年始は実家でゆっくり過ごし、エネルギーを充填してきました!
本日は在宅勤務となりますが、 Slackやメールは常時確認しておりますので、 何かありましたら遠慮なくご連絡ください。
オンライン中心とはなりますが、 本年も密に連携をとっていければと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
【社外編】取引先・お客様への挨拶メール例文集
社外へのメールは、会社の顔としての品格が問われます。 「昨年の感謝」+「新年の営業開始日」+「変わらぬお付き合いのお願い」の3点セットを忘れずに!
担当者への個別メール(基本の型)
件名:新年のご挨拶(株式会社〇〇 山田)
株式会社△△ 営業部 佐藤 様
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 株式会社〇〇の山田です。
旧年中は、多大なるご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 特に年末のプロジェクトでは佐藤様に助けていただき、深く感謝しております。
弊社は本日、1月〇日より通常営業を開始いたしました。
本年も、貴社の事業発展に貢献できるよう、 誠心誠意努めてまいります。
新しい年が、佐藤様にとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
久しぶりの相手に送る場合(ご無沙汰のケア)
「しばらく連絡をとっていないけれど、今年はまたお仕事したいな」という相手には、新年の挨拶が良いきっかけになります。 「ご無沙汰しております」と恐縮しすぎず、明るく挨拶しましょう。
件名:新年のご挨拶(株式会社〇〇 山田)
株式会社△△ 高橋 様
あけましておめでとうございます。 株式会社〇〇の山田です。 ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は直接お会いする機会が少なかったですが、 高橋様のご活躍は、SNS等で拝見しておりました。
本年は、また何か新しいお取り組みをご一緒できればと願っております。 近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
寒暖差の激しい折、ご自愛くださいませ。 本年もよろしくお願いいたします。
賀詞交歓会や訪問のアポイントを兼ねる場合
挨拶だけでなく、「いつ会えるか」を明確にするパターンです。
件名:新年のご挨拶と、お打ち合わせのお願い(株式会社〇〇 山田)
(冒頭の挨拶略)
さて、本日は新年のご挨拶とともに、 先日ご提案いたしました「春の新商品」についてのお打ち合わせの日程を相談したく、 ご連絡いたしました。
もしよろしければ、下記日程などでご挨拶も兼ねてお伺いできればと存じます。
- 1月10日(火)14:00〜16:00
- 1月12日(木)10:00〜12:00
- 1月13日(金)終日可
ご多忙の折、大変恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。 (以下略)
【現代版】Chatwork・Slack・Teamsでの挨拶マナー
今はメールよりもビジネスチャットが主流、という会社も増えていますよね。 「チャットで挨拶って失礼じゃない?」と迷うかもしれませんが、社内ルールでチャットが推奨されているなら全く問題ありません!
むしろ、チャットの方がスピーディーで好まれる場合も多いのです。
メールとの違いは?(スタンプはあり?)
メールと違って、チャットは「短く」「端的」が命です。 長々とした挨拶文は、スクロールの手間をかけさせてしまうので逆効果。
- 拝啓・敬具などは不要
- 宛名もメンション(@)でOK
- スタンプ(リアクション)も、社風に合わせて積極的に活用
「今年もよろしく!🔥」といったスタンプ一つで、チームの雰囲気が明るくなることもあります。
チームチャンネルでの投稿例文(Slack/Teams)
チーム全員が見ているチャンネルに投稿する場合の例です。
【Slack等の投稿例】
@channel(または @here) 皆様、あけましておめでとうございます!🎍
お正月休みでしっかりリフレッシュしてきました。 今年は「レスポンスの速さ」を目標に頑張ります!
午後から順次タスクに着手します。 本年もよろしくお願いします!✨
メンションの使い分け(@here は使うべき?)
- @channel / @all(全員に通知): 本当に重要な緊急連絡以外は避けたほうが無難です。挨拶で使うと「通知がうるさい」と思われるリスクも。
- @here(オンラインの人に通知): こちらも慎重に。
- メンションなし: 挨拶程度なら、メンションなしで投稿し、気づいた人が見るスタイルが一番スマートです。
やっちゃダメ!新年の挨拶で気をつけたいNGマナー
せっかくの挨拶も、マナー違反があると台無しです。 「知らなかった!」で恥をかかないよう、チェックしておきましょう。
「元旦」と「元日」の使い分け、間違っていませんか?
これ、意外と間違えている人が多いんです。
- 元日(がんじつ): 1月1日の一日全体のこと。
- 元旦(がんたん): 1月1日の朝(午前中)のこと。「旦」の字は、太陽が地平線から出る様子を表しています。
ですので、1月1日の夕方以降に「元旦」と書くのは間違い。 また、仕事始め(1月4日など)のメール文末に「令和7年 元旦」と書くのもNGです。日付は正直に送信日を書きましょう。
喪中の方への配慮(寒中見舞いへの切り替え)
相手が喪中であることがわかっている場合、「あけましておめでとう」というお祝いの言葉は避けます。
- 件名: 「新年のご挨拶」ではなく「寒中お見舞い申し上げます」や「今年もよろしくお願いいたします」にする。
- 本文: 「旧年中はお世話になりました」から入り、お祝い言葉を使わずに淡々と挨拶する。
重複送信とコピペミスの防ぎ方
一番怖いのが、コピペの消し忘れです。
- 社名間違い: 「株式会社A社」宛なのに、本文に「B社様」と残っている。
- 敬称抜け: 「〇〇様」の「様」が抜けている。
- 添付ファイル: 挨拶メールには、特別な用件がない限りファイルは添付しないのが無難です(ウイルスの可能性を疑われないため)。
送信ボタンを押す前に、必ず「指差し確認」をしましょう!
よくある質問(FAQ)
Q. 仕事始めの挨拶メールはいつまで送っていいの?
A. 一般的には「松の内(1月7日、または15日)」までです。それを過ぎたら「寒中見舞い」として、季節の挨拶に変えましょう。ただ、ビジネスでは「その年初めて連絡する時」なら、1月後半でも「本年もよろしくお願いいたします」と添えるのが自然です。
Q. 返信が来なかったらどうする?催促していい?
A. 挨拶メールへの返信は、催促してはいけません。相手も休み明けで大量のメールを処理している最中です。「読んでくれているはず」と信じて、業務を進めましょう。
Q. 一斉送信(BCC)メールへの返信は必要?
A. 基本的には「不要」です。送信者も「一斉に送っている=返信は期待していない」というスタンスです。ただし、直属の上司や特にお世話になっている人からのメールであれば、個別に短く返信すると印象が良いでしょう。
まとめ:明るい挨拶で、最高の一年のスタートを切ろう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 挨拶メールの文面は決まりましたか?
いろいろとマナーをお伝えしましたが、一番大切なのは「今年もあなたと仕事ができて嬉しい」という気持ちです。 少し不格好でも、コピペのような定型文より、あなた自身の言葉で書かれた一文の方が、きっと相手の心に届きます。
まずは深呼吸をして、最初の一通を送ってみましょう。 その一通が、今年一年の素晴らしい仕事運を運んできてくれるはずです。
あなたの2026年が、笑顔あふれる飛躍の一年になりますように!応援しています!

