引越しの準備や荷解き、本当にお疲れ様です! 新しい生活が始まるワクワク感の一方で、「ご近所さんへの挨拶、どうしよう…」と少しドキドキしていませんか?
勇気を出してインターホンを押したのに、お留守だったとき。「えっ、どうすればいいの?」「何度も行くのは迷惑かな?」と焦ってしまいますよね。
でも、大丈夫です!そんなときは、心のこもった「メモ」や「手紙(ご挨拶状)」を残すのが、一番スマートで丁寧な方法です。 直接お会いできなくても、文字から伝わるあなたの誠実な人柄は、きっとご近所さんに安心感を与えてくれますよ。
この記事では、初めての引越しでも失敗しないための「そのまま使える例文テンプレート」から、粗品の置き方、気になる防犯上の注意点まで、徹底的にわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 不在時にメモを残す際の正しいタイミングとマナー
- 【状況別】そのままコピペして使える挨拶文のテンプレート
- 粗品(ギフト)を渡す場合の、失礼にならない置き方や選び方
このページをブックマークしておけば、挨拶回りの途中で迷ったときも安心です。 一緒に、新しいご近所付き合いの第一歩を、温かくスムーズに踏み出しましょう!
1. 引越しの挨拶で不在だった!メモや手紙を残してもいいの?
いざ挨拶に伺っても、お仕事の都合や外出で、なかなかお隣さんとタイミングが合わないことはよくあります。そんなとき、「手紙だけ残すのは失礼にあたるのでは?」と心配になるかもしれませんね。
結論から言うと、不在時にメモや手紙を残すことは、決して失礼にはなりません。むしろ、とても丁寧で好印象を持たれるマナーですので、安心してください。
不在時はメモ(ご挨拶状)を残すのが丁寧なマナー
引越しの挨拶の本来の目的は、「これからよろしくお願いします(または、今までありがとうございました)」という気持ちを伝えることと、「どんな人が引っ越してきたのか」を知ってもらい、お互いに安心することです。
もし、何も挨拶がないまま生活音が聞こえてくると、ご近所さんは「どんな人が住んでいるのかな?」と少し不安になってしまうかもしれません。
直接お会いできなくても、ポストに一枚の手紙が入っているだけで、「わざわざ挨拶に来てくれたんだな」「丁寧な方だな」というポジティブな印象に変わります。つまり、メモや手紙は、あなたの「よろしくお願いします」という気持ちを届けるための、大切な代役になってくれるのです。
何度訪問して不在ならポストに入れるべき?(回数とタイミング)
では、1回行って不在だった場合、すぐにメモを入れてしまってよいのでしょうか?
一般的なマナーとしては、「曜日や時間を変えて、2〜3回ほど訪問してみる」のがおすすめです。
例えば、このようなスケジュールはいかがでしょうか。
- 1回目:平日の夕方(17時〜18時頃)に行ってみる。
- 2回目:翌日の夜(19時〜20時頃)、少し時間をずらして行ってみる。
- 3回目:週末(土日の午前10時〜午後6時頃の間)に行ってみる。
このように、時間帯や曜日を変えて2〜3回訪問してもお会いできなかった場合は、「これ以上何度も伺うのは、かえってプレッシャーを与えてしまうかもしれない」と判断し、メモ(手紙)と粗品を郵便ポストなどに入れておくのがスマートです。
また、「引越し作業のトラックが道を塞いでしまう」など、すぐにでもお詫びと挨拶を伝えたい事情がある場合は、1回目の訪問で不在だった時点で、ポストにメモを入れておいても問題ありません。状況に合わせて柔軟に対応しましょう。



挨拶のインターホンを押すのって、何回目でも緊張しますよね。私の経験上、土日の夕方(16時〜18時頃)は比較的ご在宅の確率が高い気がします。 ただ、夜遅く(20時以降)や早朝の訪問は、非常識だと思われてしまう可能性があるので避けましょう。3回目でお留守だったときは、「ご縁のタイミングが少しズレただけ」と前向きに捉えて、温かいお手紙をポストに投函してくださいね。
2. 【状況別】そのまま使える!引越し挨拶のメモ・手紙の例文テンプレート
いざメモを書こうと思っても、「何から書き始めればいいの?」「敬語はこれで合っている?」と悩んでしまい、ペンが止まってしまうことがありますよね。
ここでは、そのまま書き写すだけで、ご近所さんに「しっかりした良い方が引っ越してきたな」と安心してもらえる例文をご用意しました。 ご自身の状況(ファミリー、単身、退去時など)に合ったものを、ぜひ活用してください。
※メモや一筆箋など、限られたスペースに書くことを想定し、長すぎず、要点がスッキリ伝わる長さに調整しています。
パターンA:新居での挨拶(ファミリー・夫婦向け)
ご家族でのお引っ越しの場合、小さなお子様がいることや、生活音が少し響いてしまうかもしれないことを、あらかじめ柔らかく伝えておくと、今後のご近所トラブルを未然に防ぐことができます。
【例文:ファミリー・夫婦向け】
突然のお手紙で失礼いたします。
〇月〇日に、〇〇号室(※一軒家の場合は「お隣」など)へ
引っ越してまいりました、〇〇と申します。
何度かご挨拶にお伺いしたのですが、
ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼いたします。
夫婦と子ども〇人の〇人家族で越してまいりました。
子どもがまだ小さいため、足音や声などで
ご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと存じますが、
十分に気をつけて生活してまいります。
ささやかではございますが、ご挨拶の品を同封いたしました。
どうぞお受け取りください。
本来であれば直接お会いしてご挨拶すべきところ、
書面にて申し訳ございません。
これから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和〇年〇月〇日
〇〇(苗字)
パターンB:新居での挨拶(単身・一人暮らし向け)
一人暮らしの場合、シンプルかつ爽やかに挨拶を済ませるのが好印象です。学生さんや新社会人の方でも使いやすい、丁寧な文面です。 ※女性の一人暮らしにおける防犯上の注意点は、後半のセクションで詳しく解説します。
【例文:単身・一人暮らし向け】
突然のお手紙で失礼いたします。
〇月〇日に、〇〇号室へ引っ越してまいりました、
〇〇と申します。
ご挨拶にお伺いいたしましたが、
ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼いたします。
引越し当日は、搬入の物音などでお騒がせいたしました。
おかげさまで、無事に作業を終えることができました。
心ばかりの品ではございますが、
ご挨拶のしるしとして同封いたしましたので、
よろしければお使いくださいませ。
直接お会いしてご挨拶できず、恐縮でございますが、
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和〇年〇月〇日
〇〇(苗字)
パターンC:旧居での退去の挨拶(これまでのお礼)
今までお世話になった旧居のご近所さんへのお別れの挨拶です。立つ鳥跡を濁さず、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
【例文:退去時のご挨拶】
突然のお手紙で失礼いたします。
〇〇号室の〇〇です。
ご挨拶にお伺いいたしましたが、
ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼いたします。
この度、〇月〇日をもちまして、
〇〇県〇〇市へ引っ越すこととなりました。
〇年間、大変お世話になり、
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、楽しく安心して生活することができました。
心ばかりではございますが、感謝の気持ちとして
粗品を同封いたしました。どうぞお受け取りください。
直接お礼をお伝えできず、大変申し訳ございません。
皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
令和〇年〇月〇日
〇〇(苗字)
パターンD:引越し作業でご迷惑をおかけした場合のひと言
トラックを長く停めてしまった、搬入の音が響いてしまったなど、明らかに迷惑をかけてしまった自覚がある場合は、上記の基本の挨拶文に、以下のようにお詫びのひと言を強めに添えると誠実さが伝わります。
【例文:引越し作業でお騒がせした場合】
突然のお手紙で失礼いたします。
〇月〇日に、〇〇号室へ引っ越してまいりました、
〇〇と申します。
先日の引越し作業の際には、トラックの駐車や
大きな物音などで、大変お騒がせいたしました。
ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
皆様のご理解のおかげで、無事に引越しを終えることができました。
心より感謝申し上げます。
ささやかではございますが、ご挨拶の品を同封いたしました。
よろしければお使いくださいませ。
直接お詫びとご挨拶にお伺いすべきところ、
書面にて失礼いたします。
これから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和〇年〇月〇日
〇〇(苗字)



宛名がないと「ダイレクトメールかな?」と間違えられて読まずに捨てられてしまう可能性があります。封筒の表には必ず「〇〇号室の皆様へ」や「ご近所の皆様へ」と書き添えておくと親切ですよ。
3. メモや手紙を書くときの3つの基本ルール(好印象のコツ)
例文が決まったら、実際に紙に書いていきましょう。 「ただ用件が伝わればいい」というわけではなく、使う紙や書き方にも少し気を配るだけで、受け取った側の印象はグンと良くなります。
ルール①:どんな紙(便箋・一筆箋)に書けばいい?
「メモ」とはいえ、ノートの切れ端や、裏紙に書くのはマナー違反です。 おすすめなのは、以下のどちらかです。
- シンプルな白無地や罫線入りの便箋
- 一筆箋(いっぴつせん)
特に「一筆箋」は、数行書くだけで見栄えが良く、粗品に添えるのにもぴったりなサイズなので大活躍します。100円ショップや文房具店で簡単に手に入りますよ。
ルール②:封筒は必要?宛名や自分の名前はどう書く?
そのままむき出しでポストに入れるより、封筒に入れたほうが丁寧です。二つ折り、または三つ折りにして封筒に入れましょう。
- 表面の宛名: 「〇〇号室の皆様へ」または「お隣の皆様へ」などと書きます。相手のお名前が表札で分かっている場合でも、「〇〇様」と名指しで書くのは少し重たく感じられることもあるため、部屋番号で書くのが無難です。
- 裏面の差出人: ご自身の新しい部屋番号と苗字(例:「〇〇号室 山田」)を書きます。
ルール③:手書きがベスト?パソコン印刷でも失礼にならない?
もちろん「手書き」が一番気持ちが伝わります。 字の上手い下手は関係ありません。丁寧に書かれた文字からは、あなたの人柄がしっかり伝わります。
ただ、「どうしても字に自信がない」「何十軒も配るから手が痛くなってしまう」という場合は、パソコンで作成して印刷したものでも失礼にはあたりません。 印刷にする場合は、最後に自分の名前の部分だけ手書きでサインをしたり、「よろしくお願いいたします」と一言手書きで添えたりすると、グッと温かみが増すのでおすすめです。



一筆箋を選ぶときは、ほんの少し季節感を取り入れるとおしゃれです。春なら桜柄、夏なら青葉や朝顔の柄など、派手すぎないワンポイントのイラストが入ったものを選ぶと、相手に柔らかい印象を与えてくれます。迷ったら、清潔感のあるクローバーや青い鳥などの柄が定番ですよ。
4. 粗品(ギフト)はどうする?メモと一緒に渡す際のマナー
引越しの挨拶では、手紙と一緒に500円〜1,000円程度の「粗品」をお渡しするのが一般的です。では、お留守の場合、この粗品はどのように残しておけばよいのでしょうか。
ドアノブにかける?ポストに入れる?正しい渡し方
不在時に粗品を渡す方法は、主に2つあります。
- 郵便受け(ポスト)に投函する: サイズが薄く、ポストにすっぽり入るものであれば、これが一番安全で確実です。手紙と一緒に投函しましょう。
- ドアノブに掛ける: ポストに入らないサイズの場合は、ドアノブに掛けます。このとき、品物をそのまま掛けるのではなく、必ず紙袋や手提げのビニール袋に入れて掛けるようにしてください。手紙は品物に添えるか、袋の中に一緒に入れておきます。
不在時におすすめの粗品と、避けるべき品物
不在時に置いておくことを考えると、粗品の選び方にも少し工夫が必要です。
| おすすめの粗品(もらって困らない消耗品) | 避けるべき粗品(不在時に置いておくのはNG) |
|---|---|
| 地域の指定ゴミ袋(実用性No.1) | 生もの・賞味期限の短い食品(傷む危険があるため) |
| サランラップやジップロック | 手作りの食べ物(衛生面で警戒されやすいため) |
| 箱ティッシュ・トイレットペーパー | 香りが強すぎる入浴剤や石鹸(好みが大きく分かれるため) |
| 無地のタオルやふきん | 高価すぎるもの(お返しを気にさせてしまうため) |
食品(お菓子など)は、直接お渡しできる場合は喜ばれますが、いつ帰宅して中を確認されるかわからない不在時の置き配としては、衛生面の不安から避けたほうが無難です。
防犯上、外から見える状態でおいておくリスクへの配慮
ドアノブに粗品を掛けておく場合、一つだけ注意したいのが「防犯上のリスク」です。
ドアノブに袋がずっと掛かっている状態は、外から見て「この家は今、留守にしています」と宣伝しているようなもの。空き巣などに狙われるリスクを高めてしまう可能性があります。
もし、ドアノブに掛けてから丸2日〜3日経ってもそのままになっている場合は、長期旅行などで不在にされているのかもしれません。その場合は、安全のために一旦回収し、後日改めて伺うという配慮も必要です。
5. 【重要】女性の一人暮らしは防犯上、挨拶やメモはどうすべき?
ここまで一般的なマナーをお伝えしてきましたが、女性の一人暮らし(特に単身者向けアパートやマンション)の場合は、少し事情が変わってきます。
無理に挨拶やメモを残さなくてもOKな理由(現代の事情)
結論から言うと、女性の単身引越しの場合、無理に挨拶に行ったり、メモを残したりしなくても問題ありません。 最近の都市部では、挨拶をしないのが主流になりつつあります。
なぜなら、挨拶をして手紙を残すことは「ここに女性が一人で引っ越してきましたよ」と自ら教えてしまうことになり、ストーカーや空き巣などのターゲットにされるリスクがあるからです。
ご近所さんがどんな人なのかわからないうちは、自分の身の安全を守ることを最優先に考えてください。「マナー違反だと思われたらどうしよう」と悩む必要はありません。
どうしても挨拶したい場合の「女性であることを悟られない工夫」
とはいえ、「大家さんと同じ建物に住む」「町内会の付き合いがある地域だ」「どうしても挨拶をしておかないと不安」というケースもあるでしょう。
その場合は、以下の工夫をして、女性の一人暮らしであることを悟られないようにしましょう。
- 手紙には「苗字」だけを書く: フルネーム(下の名前)は書かないでください。
- 便箋は極めてシンプルなものを選ぶ: ピンク色や可愛いキャラクターの便箋は避け、事務的でシンプルな白無地を選びます。
- 一人暮らしを明言しない: 「引っ越してまいりました」とだけ書き、「単身で」という言葉は使いません。
- 男性の親族と一緒に挨拶に行く(または名前を使う): 父親や兄弟、彼氏に同席してもらうのが一番安全です。メモを残す場合も、父親の苗字(同じですが)として、少し力強い字で書いてもらうなどの工夫も有効です。
6. 引越しの挨拶メモに関するよくある質問(FAQ)
最後に、引越しの挨拶メモについて、よくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1. どこまでの範囲の家(上下左右など)にメモを入れるべき? A. 住まいの種類によって基本の範囲が異なります。
- マンション・アパートの場合: 「両隣」と「真上・真下」の合計4部屋が基本です(生活音が伝わりやすいため)。
- 一軒家の場合: 「向こう三軒両隣(お向かいの3軒と、左右のお隣2軒)」+「家の裏のお宅」が基本です。
Q2. メモを入れた後、後日改めて直接訪問すべき? A. メモと粗品を残した時点で挨拶は完了していると考えて大丈夫です。無理に何度も再訪問する必要はありません。後日、廊下やゴミ捨て場などでばったりお会いしたときに、「先日お手紙を入れさせていただいた、〇〇号室の〇〇です。その節は失礼いたしました。これからよろしくお願いいたします」と笑顔で声をかければ完璧です。
Q3. 賃貸アパートと一軒家でマナーに違いはある? A. 基本的な手紙の書き方は同じですが、一軒家の場合は、町内会や自治会、ゴミ出しの当番などで、ご近所付き合いが密になる傾向があります。そのため、一軒家の引越しの場合は、何度か訪問して直接お会いできるまで粘るか、手紙の内容もより丁寧に書くなど、少し気を配るとその後の生活がスムーズになります。
まとめ
いかがでしたか?今回は、引越しの挨拶で不在だった場合に残す「メモ・手紙」の書き方とマナーについて解説しました。
最後に、重要なポイントを3つ振り返っておきましょう。
- 不在時のメモ・手紙は失礼にならない(むしろ好印象!)。
- 時間帯を変えて2〜3回訪問しても不在なら、手紙と粗品を残す。
- 女性の一人暮らしは、防犯を最優先し、無理に挨拶や手紙を残さなくてもOK。
「どんな人が住んでいるのかな」と不安なのは、ご近所さんも同じです。 たった一枚のメモでも、「これからよろしくお願いします」というあなたの温かい気持ちは、必ず相手に伝わります。
この記事の例文を参考に、焦らずリラックスして、新しいご近所付き合いの第一歩を踏み出してくださいね。 あなたの新生活が、笑顔であふれる素敵な毎日になりますように。応援しています!

