引っ越しの片付け、本当にお疲れ様です!段ボールの山と格闘しながらの新生活のスタート、毎日バタバタと忙しい日々を過ごされているのではないでしょうか。
そんな中、親戚や友人、あるいはご近所の方から温かい「お祝い」や「ご挨拶の品」を受け取ると、とても嬉しい気持ちになりますよね。
でも、同時に頭を悩ませるのが「これって、お返しをしたほうがいいのかな?」「いくらぐらいのものを、いつまでに贈れば失礼にならない?」というマナーの疑問です。 特に引っ越しの時は出費も多く、できれば失敗なくスムーズに対応したいですよね。
この記事では、編集者として数多くのマナー記事を手がけてきた私が、中学生でもわかるくらい優しく、そして具体的に「引っ越しのお返しマナー」を解説します。
まずは、この記事の結論からお伝えしますね。
- お返しが必要かは「もらった相手と品物」で決まる!(ご近所さんからの粗品にはお返し不要です)
- お返しの相場は「もらった額の半額〜3分の1」(高額なお祝いには無理して半額返さなくても大丈夫です)
- 品物を贈る前に、まずは「すぐにお礼を伝える」ことが一番のマナー!
それでは、あなたがもらったケースに当てはめながら、一緒に確認していきましょう!
【結論】引っ越しのお返しは「何をもらったか」で必要性が変わります
「引っ越しの時にもらったものには、全部お返ししなきゃいけないの?」と焦ってしまうかもしれませんが、実はそうではありません。 誰から、どんな意図でいただいたかによって、お返しが必要かどうかはハッキリと分かれます。まずはご自身の状況がどちらのケースに当てはまるか確認してみましょう。
ケース1:親戚・友人・職場から「引っ越し祝い」をもらった場合
親戚から「新生活の足しにしてね」と現金や商品券をもらったり、友人から「これ新居で使って!」とおしゃれな家電や食器をもらったりした場合。 このように、あなたの引っ越し(新築や栄転など)をお祝いして贈られたものに対しては、原則としてお返しが必要です。
引っ越し祝いのお返しは、一般的に「内祝い(うちいわい)」と呼ばれます。内祝いには本来「身内にあった幸せなお祝い事を、周りの人にお裾分けする」という意味があります。 「お祝いをいただいたので、その感謝の気持ちとしてお返しを贈る」という認識で準備を進めましょう。
ケース2:近所の人から「引っ越しの挨拶の品」をもらった場合
自分が引っ越してきた時、あるいはご近所さんが引っ越してきた時に、タオルや洗剤、指定ゴミ袋などのいわゆる「粗品(そしな)」をもらうことがありますよね。金額にして500円〜1000円程度のものです。
こういった「ご挨拶の品」に対しては、基本的にお返しは不要です。
これはお祝いではなく、「これからよろしくお願いします」または「今までお世話になりました」というコミュニケーションのきっかけとしての贈り物だからです。 ここでお返しをしてしまうと、相手に「かえって気を遣わせてしまったな」と思わせてしまいます。
【この場合のベストな対応】 次に顔を合わせた時に、「先日はご丁寧な品をありがとうございました。タオル、さっそく使わせていただいてとても助かっています!」と、笑顔で直接お礼を伝えるのが一番です。
例外!お返しが「不要」になるケースとは?
親戚や友人から「引っ越し祝い」をもらった場合でも、お返しを用意しなくていい例外のケースが2つあります。
- 新居に招待して、食事などでもてなす場合 いただいた方々を新居に招き、手料理やちょっと豪華なお弁当、お酒などを振る舞う場合、その「おもてなし自体がお返し」になります。帰り際に1,000円程度のお茶菓子を手土産として渡せば完璧です。
- 会社の「慶弔規定(けいちょうきてい)」でもらった場合 会社や労働組合から、制度として一律で支給されるお祝い金(転勤に伴う引っ越しなど)の場合は、お返しは不要です。経費や組合費から出ているものだからです。ただし、直属の上司や同僚が「個人的に」ポケットマネーでくれた場合は、お返しが必要になります。



「お返しって面倒だな…」とつい後回しにしてしまいがちですが、「もらったものが何のお金(品物)なのか」を最初に仕分けしてしまうと、その後の行動がとてもラクになりますよ!もらったその日のうちに、ノートやスマホに「誰から・何を・いくら相当」もらったかメモしておくのが失敗しないコツです。
引っ越し祝いのお返し(内祝い)の基本マナーと相場
お返しが必要なケースだとわかったら、次は「いくらくらいのものを」「いつまでに」「どうやって」贈ればいいのかを確認しましょう。ここさえ押さえておけば、大人のマナーとして恥ずかしい思いをすることはありません。
お返しの金額相場は「もらった額の半額〜3分の1」
お返しの予算は、いただいたお祝いの金額の「半額(半返し)」から「3分の1」程度が一般的な相場です。
例えば、以下のようなイメージです。
- 5,000円の品物をもらった場合 = 2,000円〜2,500円程度のお返し
- 10,000円のお祝いをもらった場合 = 3,000円〜5,000円程度のお返し
【高額なお祝いをもらった場合の注意点】 親や祖父母、親戚から、5万円や10万円といった高額なお祝いをもらうこともあります。この場合、きっちり半返し(2万5千円や5万円)をしてしまうと、「せっかく新生活の援助として渡したのに、意味がないじゃないか」と相手をガッカリさせてしまうことがあります。 高額なお祝いに対しては、「3分の1」あるいは「4分の1」程度(1万円〜3万円程度)に抑え、その分「電話でじっくり近況を話す」「新居の写真を送る」など、別の形で感謝を伝えるのが温かい対応です。
贈る時期は「引っ越し後、1〜2ヶ月以内」が目安
お返しの品物を贈るタイミングは、引っ越しの荷解きが落ち着いた「1〜2ヶ月以内」が目安です。急いで贈る必要はありません。
ただし、ここが一番重要です! 品物を贈るのは1〜2ヶ月後で構いませんが、お祝いを受け取ったら、その日か翌日には必ず「無事に届きました。ありがとうございます!」というお礼の連絡をしましょう。 親しい友人ならLINEや電話で、目上の方なら電話や手紙が丁寧です。贈り主は「無事に届いたかな?」「気に入ってくれたかな?」と気にしているものなので、まずは安心させてあげることが最大のマナーです。
のし(熨斗)の書き方・水引の選び方
お店でお返しの品(内祝い)を買うと、「のしはどうされますか?」と聞かれます。引っ越しのお返しでは、以下のルールでお願いしましょう。
- 水引(みずひき):紅白の蝶結び(花結び) 引っ越しや新築は「何度あっても嬉しいお祝い事」なので、結び直せる「蝶結び」を選びます。
- 表書き(上段):『内祝』または『御礼』 のし紙の上の部分には「内祝」と書くのが基本です。(※新築祝いのお返しなら「新築内祝」と書くこともあります)。
- 名入れ(下段):世帯主の苗字、または夫婦の連名 のし紙の下の部分には、贈り主であるあなたの名前を書きます。基本は世帯主の苗字のみでOKですが、夫婦共通の友人からいただいた場合などは夫婦連名で書くと丁寧です。
【要注意】お返しとして「贈ってはいけないNGな品物」
せっかくお返しを贈るなら、相手に喜んでもらいたいですよね。しかし、日本の古くからの風習で「お祝いのお返しにはふさわしくない」とされるタブーな品物があります。知らずに贈ってしまわないよう注意しましょう。
- 刃物(包丁やハサミなど): 「縁が切れる」ことを連想させるためNGです。
- 日本茶(緑茶): お葬式などの弔事(香典返し)でよく使われるため、お祝い事には不向きとされています。(紅茶やコーヒーはOKです)
- 靴下・スリッパ・靴: 「相手を踏みつける」という意味に取られることがあるため、特に目上の方へは絶対に避けましょう。
- 現金・商品券: 「お金に困っていると思われているのかな?」と受け取られかねないため、目上の方へ贈るのは失礼にあたります。(友人同士や親戚間でルールが決まっている場合は例外です)。



「のし」って、お店で聞かれると急に焦りますよね。「紅白の蝶結びで、表書きは『内祝』、名前は『〇〇』でお願いします」とスマホにメモして店員さんに見せると、とってもスムーズですよ!迷ったら、お店の方に「引っ越し祝いのお返しなんです」と伝えれば、正しいものを選んでくれます。
【相手別】引っ越し祝いのお返しでおすすめの品物と選び方
相場やマナーがわかったところで、「じゃあ、具体的に何を贈ればいいの?」という悩みが湧いてきますよね。 お返しの品は、贈る相手との関係性によって喜ばれるものが違います。ここでは、相手別の「絶対に外さないおすすめギフト」をご紹介します。
親戚・親・兄弟へのお返し
身内からのお祝いは高額になることが多いため、少し特別感のあるものが喜ばれます。
- カタログギフト: 相手が本当に欲しいものを選べるため、一番失敗がありません。最近は「お肉専門」「旅行・体験専門」など、ちょっと変わったカタログギフトも人気です。
- 少し高級なグルメ: 普段自分では買わないような、老舗ブランドの和牛、高級なフルーツの詰め合わせ、有名料亭のだしセットなど。家族みんなで楽しめるものが好評です。
- 【最高のギフト】新居での食事会: もし可能であれば、新居に招待して一緒に食事をするのが、親や祖父母にとっては一番嬉しいお返しになります。「こんなに良い部屋に住めたよ」という安心感をプレゼントしましょう。
友人・ママ友へのお返し
友人やママ友には、相手に気を遣わせず、後に残らない「消え物(食べたり使ったりしてなくなるもの)」を選ぶのがスマートです。
- おしゃれなスイーツ・お菓子: パッケージが可愛いクッキー缶や、有名ブランドのチョコレート、季節のゼリーなどは鉄板です。
- ちょっと良い日用品(入浴剤やタオル): 自分では買わないような、少しだけラグジュアリーな入浴剤のセットや、肌触りの良いハンドソープなどは、女性にとても喜ばれます。
- コーヒーや紅茶のギフトセット: おうちでのリラックスタイムに使えるティーギフト。相手がコーヒー派か紅茶派か、事前にリサーチしておけると完璧ですね。
職場(上司・同僚)へのお返し
職場の方へのお返しは、「実用性」と「職場で配りやすいか」がポイントになります。
- 個包装で日持ちする焼き菓子: 職場でおやつとして食べられる、フィナンシェやマドレーヌなどの個包装のお菓子がベストです。賞味期限が最低でも2週間以上あるものを選びましょう。
- 今治タオルなどの実用品: 上司などへ個別に贈る場合は、品質が保証されている今治(いまばり)タオルのセットなどが「きちんと感」が出ておすすめです。
職場で「連名」でもらった場合のお返しの仕方
職場の部署一同など、「〇〇課一同」という形で連名でお祝いをもらうこともよくありますよね。例えば、5,000円のお祝いを10人からもらった場合、1人あたりの金額は500円。その半返しとなると250円になり、一人ひとりに個別の品物を用意するのは現実的ではありません。
【この場合の対応法】 「みなさんで召し上がってください」と、大箱に入ったお菓子の詰め合わせ(3,000円〜5,000円程度で、人数分以上入っているもの)を買って、職場の休憩室に置くか、一人ずつ配って歩くのが大正解です。 「この度は引っ越しのお祝いをいただき、ありがとうございました。ささやかですが、皆さんで召し上がってください」と一言添えれば、とても丁寧な印象になります。



お菓子を選ぶ時は、「切り分ける必要があるもの(ロールケーキや羊羹)」は避けましょう。職場で包丁やお皿を用意させるのは負担になります。「個包装」で「常温保存」できるものが、職場で喜ばれるギフトの絶対条件です!
「お返しは不要」と言われたらどうする?角が立たない対応法
お祝いをいただく際、「お返しは本当に気にしないでね」「新生活でお金がかかるだろうから、お返しは不要だよ」と言葉を添えられることがあります。 この場合、言葉通りに受け取っていいのか、それとも建前だからお返しすべきなのか、非常に迷いますよね。
結論から言うと、相手との関係性やいただいた金額によって対応を変えるのがベストです。
親や親戚から高額なお祝いをもらった場合
親や祖父母、親戚から「お返しは不要」と言われた場合、それは「建前」ではなく「本心(新生活への援助)」であることがほとんどです。 ここで無理に高額なお返し(数万円の品物など)をしてしまうと、「水臭い」「せっかく援助したのに」と逆に気を悪くさせてしまうこともあります。
【おすすめの対応法】 言葉に甘えて、高額な「品物」としてのお返しは控えましょう。その代わり、別の形で手厚く感謝を伝えます。
- 写真付きの手紙を送る: 新居でくつろぐ家族の写真や、子供の写真を添えた手紙を送ると、何よりも喜ばれます。
- 帰省時に少し良いお土産を持っていく: 次にお盆やお正月で会う時に、普段より少し奮発した手土産を持参して「あの時はありがとう」と改めて伝えます。
- 初任給やボーナスでご馳走する(若い方の場合): 「生活が落ち着いたので」と、後日お食事に招待するのも素敵な恩返しです。
友人や同僚から少額のプレゼントをもらった場合
親しい友人や同僚から、数千円のプレゼントをもらい「お返しはなしで!」と言われた場合。これも相手の気遣いなので、きっちり「内祝いの品」としてお返しすると、よそよそしくなってしまいます。
【おすすめの対応法】 「内祝い」という形はとらず、日常のコミュニケーションの中でさりげなくお返し(お礼)をするのがスマートです。
- 新居に遊びに来た時に、ちょっと豪華なおもてなしをする: デパ地下の美味しいケーキを用意したり、少し良いワインを開けたりして歓迎しましょう。
- 旅行や帰省の際に、お土産を買ってくる: 「この間のお礼も兼ねて!」と、相手の好きそうなお土産を渡すと自然です。
- 相手のお祝い事の時に少し弾む: 次にその友人が引っ越したり、結婚したりした時に、今回いただいた金額より少し多めにお祝いをしてお返しとします。



「お返しは不要」と言われて本当に品物を贈らない場合でも、「無事に届いたことへの連絡(お礼)」だけは絶対に忘れてはいけません! いただいたその日のうちに電話やLINEで「お気遣いありがとう!本当に助かるよ」と、喜びと感謝をしっかり伝えましょう。
【コピペOK】品物に添える「お礼状・メッセージ」の書き方と例文
お返しの品物(内祝い)を郵送する場合、品物だけをポツンと送るのは少し冷たい印象を与えてしまいます。必ず「お礼状」や「メッセージカード」を添えましょう。(お店のサービスでカードを付けられることも多いです)。
お礼状の基本構成(4つのポイント)
どんな相手に書く場合でも、以下の4つの要素を入れると、綺麗で心のこもった文章になります。
- お礼の言葉: お祝いをいただいたことへのストレートな感謝。
- 品物の感想・使い道: (品物をもらった場合)「さっそくリビングに飾っています」など、具体的にどう使っているかを伝えると喜ばれます。現金の場合は「新生活の家電購入に充てさせていただきます」など。
- 近況報告: 引っ越し後の様子や、新しい街での生活について少し触れます。
- 結びの言葉・今後のお付き合いのお願い: 「近くにお越しの際はぜひ遊びに来てください」といった言葉で締めます。
例文1:目上の方(親戚・上司)宛てのフォーマルな文章
親戚や職場の上司など、目上の方にきちんとした手紙(便箋)やハガキを送る場合の例文です。そのままコピーして、〇〇の部分を書き換えて使ってください。
拝啓
〇〇の候、(※季節の挨拶。例:新緑の候、など)皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、私たちの引っ越しに際しまして、過分なお祝いをいただき誠にありがとうございました。
いただいたお祝いは、新居で使う〇〇(※ダイニングテーブルなど)の購入に充てさせていただきました。大切に使わせていただきます。
新しい街での生活にも少しずつ慣れ、夫婦共々、心機一転がんばっていく所存です。
ささやかではございますが、内祝いの品をお送りいたしました。どうぞご笑納ください。
近くにお越しの際は、ぜひ新居にもお立ち寄りくださいませ。
本来ならばお伺いしてお礼を申し上げるべきところ、書中にて恐縮ではございますが、まずは御礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
令和〇年〇月〇日
(あなたの夫婦連名、または世帯主の氏名)
(新居の住所・電話番号)
例文2:友人・同僚宛てのカジュアルな文章
親しい友人や同僚に、品物に添えるメッセージカードや、LINEで送る場合の少し砕けた温かい例文です。
この間は、素敵な引っ越し祝いを本当にありがとう!
いただいた〇〇(※コーヒーメーカーなど)、さっそく毎朝大活躍しているよ。デザインもかわいくて、すっごくお気に入りです!
ようやく段ボールの片付けも終わって、新しい生活も落ち着いてきたところです。
近所においしいパン屋さんを見つけたので、今度ぜひ遊びに来てね!
ほんの気持ちばかりですが、お礼の品を贈ります。〇〇ちゃんが好きそうなスイーツを選んでみたので、よかったら食べてね。
これからも変わらずよろしくね!また近いうちに飲みに行きましょう!
(あなたの氏名)



例文のなかで「お返し」という言葉は使っていません。マナーとして、お礼状の中で「お返しの品をお送りします」と書くのは「義務で返している」ような印象を与えかねないため、「内祝いの品」や「心ばかりの品」、「お礼の品」という表現を使うのが正解です!
引っ越しのお返しに関するよくある質問(FAQ)
最後に、引っ越しのお返しに関して、読者の方からよく寄せられる細かい疑問にお答えします。
Q1. LINEギフトなどの「ソーシャルギフト」でお返ししてもいいですか? A. 友人や親しい同僚になら、まったく問題ありません! 最近は、相手の住所を知らなくてもLINEやSNSを通じて贈れる「ソーシャルギフト(eギフト)」がとても人気です。スターバックスのチケットや、スープの詰め合わせなど、手軽で相手も受け取りやすいため、友人同士のお返しにはむしろ喜ばれます。ただし、親戚や上司など年配の方には、従来通り品物を贈るほうが無難です。
Q2. 商品券やギフトカードでお返しするのは失礼にあたりますか? A. 目上の方には避けたほうが無難です。 先ほどの「NGな品物」でも触れましたが、目上の方へ金券類を贈るのは「お金に困っていると思われている」と受け取られる可能性があるため、マナー違反とされています。友人同士や兄弟間で「実用的なものが一番だよね」と合意が取れている場合はOKです。
Q3. お返しの時期(1〜2ヶ月)を過ぎてしまったらどうすればいいですか? A. 気付いた時点で、すぐにお詫びの言葉を添えて贈りましょう。 「遅くなってしまったから、もう贈らないほうがいいかな…」と放置するのが一番よくありません。品物に添えるお礼状に、「本来ならばすぐにお礼を申し上げるべきところ、新生活の慌ただしさに取り紛れ、すっかり遅くなってしまい申し訳ありませんでした」と正直にお詫びを一言添えれば、誠意はしっかり伝わります。
Q4. 自分が引っ越す時に、作業を手伝ってくれた友人へのお礼はどうすべきですか? A. 当日の食事代(ご馳走する)+ 後日少額のギフトがベストです。 引っ越し作業という重労働を手伝ってくれた友人には、お祝いのお返しとは別の「お礼」が必要です。当日はお昼ご飯や夜ご飯を全額ご馳走し、後日(または帰り際に)、1,000円〜3,000円程度のAmazonギフト券やスタバカード、あるいはちょっとしたお菓子などを「助かったよ、ありがとう!」と渡すと非常にスマートです。現金(日当)を渡すと「業者扱いされた」と寂しく感じる人もいるので、ご馳走+ギフトの形がおすすめです。
まとめ
引っ越しのお返しについて、さまざまなケースやマナーを解説してきましたが、いかがでしたか?
この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- ご近所からの「挨拶の粗品」にはお返し不要!笑顔でお礼を伝えるだけでOK。
- お祝いに対するお返し(内祝い)の相場は「もらった額の半額〜3分の1」。無理のない範囲で選ぶ。
- 品物を贈る前に、まずは「無事に届いたことへのお礼」をその日のうちに伝えるのが最大のマナー!
マナーや相場、のしの書き方など、大人のルールは少し堅苦しく感じるかもしれません。 でも、マナーの根本にあるのは「相手への感謝」と「これからもよろしくねという気持ち」です。
あまり難しく考えすぎず、いただいたお祝いを相手がどんな気持ちで選んでくれたのかを想像しながら、あなたらしいお礼の形を選んでみてくださいね。 この記事が、あなたの新しい生活のスタートを少しでもスムーズにするお役に立てれば嬉しいです!


