「〇〇ちゃん、無事に合格したって!」
そんな嬉しいニュースが飛び込んできたとき、あなたの心には「おめでとう!」という気持ちと一緒に、ふとこんな迷いが生まれませんか?
「すぐにLINEしていいのかな? それとも手紙やメールの方が丁寧?」 「第一志望じゃなかったかもしれない…なんて言葉をかけたらいいんだろう?」 「ありきたりの言葉じゃなくて、もっと温かい気持ちを伝えたいな」
合格祝いは、相手にとって人生の節目となる大切なイベント。だからこそ、マナーを守りつつ、あなたの「嬉しい!」という気持ちが真っ直ぐ伝わるメッセージを送りたいですよね。
この記事では、「コトバノモリ」編集部が厳選した、相手の心に一生残るメッセージの作り方をご紹介します。
この記事でわかること
- そのまま使える文例50選(孫・甥っ子・友人の子供・先輩など相手別に網羅!)
- 「滑る」「落ちる」だけじゃない! うっかり使いがちなNGワードとマナー
- 定型文が一気に感動的になる、プロ直伝の「+α」アレンジ術
読み終わる頃には、迷いなく「送信」ボタンを押せるようになっているはずです。それでは、一緒にお祝いの準備を始めましょう!
まずはここから! 合格祝いメッセージ「3つの基本ルール」
気の利いた言葉を探す前に、まずは「外してはいけない基本」を押さえておきましょう。合格祝いには、相手を不快にさせないための黄金ルールが3つあります。
1. 送るタイミングは「吉報が届いたらすぐ」が鉄則
合格祝いにおいて、「早さ」は最大の贈り物です。 合格発表の直後は、本人も家族も喜びと安堵で一番気持ちが高揚しているタイミング。その瞬間に届く「おめでとう」が、何より嬉しく響きます。
逆に、数週間経ってから「そういえば合格したんだって?」と送ると、相手はすでに新生活の準備でバタバタしており、喜びよりも「返信しなきゃ」という義務感を与えてしまうことも。
- 本人や親御さんから直接聞いた場合: その場ですぐ、またはその日のうちにメッセージを送りましょう。「あとでゆっくり書こう」と思っていると、タイミングを逃してしまいます。まずはLINEのスタンプ一つでも構いません。
- 人づて(噂)で聞いた場合: ここだけ注意が必要です! 情報が間違っている可能性や、実は補欠合格待ち…というデリケートな状況も考えられます。必ず本人や親御さんに事実確認が取れてから、または公式な報告(SNSでの投稿など)があってから送るのがマナーです。



「夜遅くに知ったから…」という場合は、翌日の午前中に送るのがベストです。深夜の通知は、疲れている受験生や親御さんの睡眠を妨げてしまう可能性があるので控えましょう。
2. 構成は「お祝い+労い+未来へのエール」で決まり
「文章力に自信がない…」という方も安心してください。合格祝いのメッセージは、次の3つの要素を順番に並べるだけで、完璧な構成になります。
- 【お祝い】 合格おめでとう!という直球の祝福
- 【労い(ねぎらい)】 「本当によく頑張ったね」という、これまでの努力への称賛
- 【未来へのエール】 「楽しい学生生活になりますように」という、新生活への期待
例文の「型」はこれ!
[相手の名前]さん、 [1. お祝い] 〇〇大学合格、本当におめでとうございます! [2. 労い] 受験勉強、本当にお疲れ様でした。〇〇さんの努力が実を結んで、私も自分のことのように嬉しいです。 [3. エール] 4月からの新生活が、素晴らしいものになりますように祈っています。また落ち着いたら話を聞かせてね。
この「3段構成」さえ守れば、短文でも長文でも、相手に失礼のないしっかりとしたメッセージになりますよ。
3. 【要注意】使ってはいけない「忌み言葉」とNGな話題
結婚祝いと同じように、合格祝いにも避けるべき言葉があります。無意識に使ってしまわないよう、チェックしておきましょう。
絶対NG! 不吉な連想をさせる「忌み言葉」
- 落ちる、滑る、散る、終わる、敗れる、崩れる
- 変わる、流れる(入学後の不安定さを連想させるため避ける場合も)
実は一番傷つくかも? デリカシーのないNG話題 意外とやってしまいがちなのが、相手の進学先に対する「余計な一言」です。
- ×「第一志望じゃなかったの?」 → 結果がどうあれ、合格した学校がその子の「進む道」です。水を差すような質問は絶対にやめましょう。
- ×「次は〇〇(資格試験や就職)だね!」 → やっと受験が終わったばかりの子に、すぐ次のプレッシャーを与えるのは酷です。まずは今の成功を祝ってあげてください。
- ×「あの学校、偏差値高いもんね(or 入りやすいもんね)」 → 偏差値や学校のランクに触れるのはマナー違反。「あなたにぴったりの学校だね」という表現に留めましょう。
【相手別】そのまま使える! 合格祝いメッセージ文例集
ここからは、相手との関係性に合わせた具体的な文例をご紹介します。 コピー&ペーストして使ってもOKですが、太字の部分をあなたらしい言葉やエピソードに書き換えると、より温かみが増しますよ。
【孫・甥・姪へ】親戚からの温かいメッセージ
小さな頃から知っている親戚だからこそ、「成長を見守ってきた目線」を入れるのがポイントです。少し甘めの言葉でも、身内なら喜ばれます。
文例1:シンプルで温かい表現(中学生・高校生向け)
〇〇ちゃん、高校合格おめでとう! 小さい頃から頑張り屋さんの〇〇ちゃんだから、きっと夢を叶えると思っていました。 春からの高校生活、〇〇ちゃんらしく思いっきり楽しんでね。 お祝いを贈ったので、入学準備の足しに使ってください。また会えるのを楽しみにしているよ!
文例2:大学合格などの大きな節目に
〇〇くん、大学合格おめでとうございます。 部活と勉強を両立して頑張っていた姿、本当にかっこよかったよ。 これから一人暮らしも始まって大変だと思うけど、体に気をつけて頑張ってね。 何か困ったことがあったら、いつでもおじさん(おばさん)を頼ってください。 素敵なキャンパスライフになりますように!



親戚へのメッセージでは、「何かあったら頼ってね」という一言を添えると、新生活への不安を抱える子供たちにとって心強いお守りになります。
【友人の子供へ】親同士の関係性を大切にする言葉
友人の子供へのメッセージは、本人への祝福はもちろんですが、「受験を支えた親(あなたの友人)への労い」をセットにするのが素敵な大人のマナーです。
文例1:友人(親)経由で送る場合
〇〇くんの合格、本当におめでとう! ずっと目標に向かって頑張っていたって聞いていたから、私もすごく嬉しいよ。 そして何より、〇〇(友人の名前)もサポート本当にお疲れ様! 親子の二人三脚の成果だね。 まずは親子でゆっくり休んでね。落ち着いたらお祝いランチでも行こう!
文例2:本人に直接送る場合(少し砕けた関係性)
〇〇ちゃん、合格おめでとう! 難関突破、すごいね! さすが〇〇さんの娘さんだ(笑)。 4月からは憧れの制服だね。勉強も遊びも、悔いのないように楽しんでね。 ママ(パパ)もすごく喜んでいたよ。本当におめでとう!
【友人・後輩へ】LINEで送るカジュアル&心強い言葉
親しい友人や後輩なら、堅苦しい挨拶は抜きにして「喜び」を爆発させましょう! スタンプと一緒に送る短いメッセージが好まれます。
文例1:友人へ(喜びを共有する)
〇〇、合格おめでとう!! 自分のことみたいに嬉しいよー!😭✨ 落ち着いたらお祝いしよう! 美味しい焼肉でも奢らせて(笑)。 4月から忙しくなるかもだけど、たまには遊んでね!
文例2:後輩へ(頼れる先輩として)
〇〇ちゃん、合格おめでとう! ずっと目標にしてたもんね。有言実行ですごいよ。 これからは同じ〇〇業界の仲間だね。 何か不安なことがあったら、いつでも相談に乗るから連絡してね! まずはゆっくり休んで!
【先輩・上司の子供へ】失礼のない丁寧な表現
目上の方のお子さんへのお祝いは、マナーの腕の見せ所。「ご子息(息子さん)」「ご令嬢(娘さん)」といった敬語を正しく使い、親御さんへの敬意を表しましょう。
文例1:上司へ(メールや手紙で)
〇〇課長
ご子息様の〇〇大学合格、誠におめでとうございます。 以前、課長から受験勉強の様子を伺っておりましたので、私も安堵いたしました。 これもご本人の努力と、ご家族の温かいサポートがあってこそと存じます。
春からの新生活が、実り多きものになりますようお祈り申し上げます。
【シーン別】LINE・メール・手紙…ツールごとの正解は?
「何で送るか」も大切なメッセージの一部です。相手との距離感や状況に合わせて使い分けましょう。
1. LINEで送る場合のマナーとスタンプ活用術
今や最も一般的な手段です。スピード感重視でOKですが、以下の気遣いがあると「デキる!」と思われます。
- スタンプ+短文がベスト: 長文のスクロールは相手の負担になります。「おめでとう!」のスタンプを最初に押し、その後に3〜4行のメッセージを続けましょう。
- 「返信不要」の優しさ: 合格直後は返信ラッシュで大変です。「返信は気にしないでね」「落ち着いたらスタンプ一つだけちょうだい」と添えると、相手は救われます。
- グループLINEでの配慮: グループ内に「結果が芳しくなかった人」がいる可能性がある場合は、個別LINEで送るのが絶対のマナーです。
2. 手紙・メッセージカードで送る場合の書き方
お祝い金やプレゼントを贈る際は、手書きのカードを添えるのが鉄則。
- インクの色: 正式には「黒」か「濃紺」の万年筆やボールペンを使います。親しい間柄なら明るいブルーなどもOKですが、薄い色は避けましょう。
- 一筆箋(いっぴつせん)の活用: 便箋に長々と書くのが苦手な方は、一筆箋がおすすめ。3〜4行でサマになり、品物に添えるのに丁度いいサイズ感です。
3. 電報(祝電)を活用する特別なシーン
「どうしても直接会えないけれど、形に残るお祝いをしたい」という時は、サプライズで電報を送るのも素敵です。 最近は、ぬいぐるみ電報や、カタログギフト付きの電報など、若者にも喜ばれるおしゃれな台紙が増えています。「合格祝い おしゃれ 電報」で検索してみてくださいね。
もっと心に響く!「+α」の感動アレンジテクニック
ここまでの文例を使えば失礼はありませんが、「あなたにしか書けないメッセージ」にするための魔法のテクニックを2つ伝授します。
1. 具体的な「エピソード」をひとつだけ盛り込む
「頑張ったね」という言葉は誰でも言えますが、「あなたが頑張っている姿を、私は見ていたよ」という事実は、あなたにしか語れません。
- Before: 受験勉強、お疲れ様でした。
- After: お正月に会った時も、こたつで単語帳を開いていた姿が印象に残っています。あの努力がついに実ったんだね!
- Before: 合格おめでとう。
- After: 小さい頃、「お医者さんになりたい」って言ってた夢に、一歩近づいたね。
このように「過去の目撃談」や「昔の会話」をワンフレーズ入れるだけで、定型文が一気にドラマチックになります。
2. 第一志望かどうかわからない時の「魔法の言い回し」
「合格した!」と聞いたけれど、それが第一志望なのか滑り止めなのか分からない…。そんな時は、結果(学校名)ではなく「プロセス」や「未来」に焦点を当てれば、誰も傷つけません。
使えるキーワード
- 「新たなスタート」:どこの学校であれ、新しい生活が始まることは事実で、めでたいことです。
- 「ご縁」:「素晴らしいご縁に恵まれたね」と言えば、それが運命の学校だったと肯定できます。
文例:
春からの新たなスタート、おめでとうございます! 〇〇さんにとって、ご縁のある場所で充実した学生生活を送れることを祈っています。
こんな時どうする? 合格祝いのQ&A
最後に、よくある疑問をQ&A形式で解決しておきましょう。
Q. 入学祝いと合格祝い、両方送るべき? A. 基本的にはどちらか一方でOKです。 時期が近いので、まとめて「入学祝い」として渡すのが一般的です。ただし、合格の報告を受けてすぐにお祝いしたい場合は「合格祝い」として贈りましょう。
Q. もし相手が不合格(浪人決定)だった場合の接し方は? A. 無理に励まさず、「お疲れ様」とだけ伝えましょう。 「次があるよ!」「いい経験になるよ!」といった励ましは、傷心の相手にはプレッシャーになることも。「まずはゆっくり休んでね」と労い、あとはそっとしておくのが一番の優しさです。
Q. 遅れて合格を知った場合は? A. 「遅ればせながら」の一言を添えて送りましょう。 「ご連絡が遅くなってごめんなさい! 合格おめでとうございます!」と素直に伝えれば大丈夫。入学式後であれば「入学おめでとう」に切り替えて送るのも手です。
まとめ:あなたの言葉が、新生活の「お守り」になる
合格祝いのメッセージで一番大切なのは、完璧な文章を書くことではありません。 「あなたの新しい一歩を、私は応援しているよ」という気持ちを伝えることです。
受験という大きな壁を乗り越え、期待と不安が入り混じる新生活へ飛び込む彼らにとって、あなたからの「おめでとう」「味方だよ」という言葉は、何よりの心の「お守り」になります。
さあ、スマホを手に取って、あるいはペンを執って。 あなたらしい温かい言葉を届けてあげてくださいね。

