寒中見舞いはいつまで?2027年の時期と喪中・用途別の文例

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雪の見える窓辺で、無地のはがきとペンを置いた冬の挨拶状のイラスト

「いつ送ればよいのか」「喪中の相手には何と書けばよいのか」。寒中見舞いは、時期と送る目的を分けて考えると、一通を整えやすくなります。

2027年の送付時期の目安と、用途別の4つの文例をご紹介します。文面を書き換えられる見本も使いながら、相手に合う冬の挨拶を用意していきましょう。

目次

寒中見舞いはいつからいつまで?2027年の目安

年賀・喪中の挨拶は、松の内明け〜立春前が目安
相手先の慣習と到着日を考えて準備します。2027年は2月3日までの到着が目安。2月4日からは余寒見舞いなどへ切り替えます。

松の内が終わる時期は地域や各ご家庭によって異なります。代表的な松の内の時期と、2027年の到着目安は以下の通りです。

相手先の松の内 2027年の到着の目安
7日まで(関東など) 1月8日〜2月3日
10日まで 1月11日〜2月3日
15日まで(関西など) 1月16日〜2月3日
わからない場合 相手の地域や家庭の慣習を確認

松の内の期間には地域差があり、関東などでは1月7日まで、関西などでは1月15日までとされることが多いですが、特定地域にお住まいの方全員が一律同じ日付とは限りません。相手のお住まいの地域やご家庭の慣習に合わせて、お正月の門松や飾りを片付ける時期が過ぎてから届くように配慮するのが自然です。慣習がわからない場合は、地域やご家庭での扱いを確認しましょう。

季節の挨拶と年賀・喪中での時期の違い

暦の上での「寒中」とは、二十四節気(にじゅうしせっき)の「小寒(しょうかん)」から「立春の前日」までの約30日間を指します。2027年の暦では、1月5日が小寒にあたります。

そのため、年賀状の遅れや喪中とは関係のない、純粋な冬の季節の挨拶状であれば、小寒である1月5日頃から出し始めても構わないという考え方もあります。

一方で、年賀状を出しそびれてしまったお返事や、喪中に関わる挨拶として寒中見舞いを送る場合は、お正月のお祝い期間である「松の内」が明けるのを待ってから届けるのが一般的なマナーです。年賀のやり取りや喪中の気遣いを含むお便りでは、お正月飾りが外され、日常の落ち着きが戻った松の内明けから立春前までの期間を選ぶのが適しています。

投函日と到着日を分けて考える

寒中見舞いを準備する際に最も注意したいのが、「書いた日」「投函した日」「届く日」の違いです。ここでは、相手に届く日を目安に準備します。

「2月3日にポストへ投函すれば間に合う」というわけではありません。発送元と宛先、郵便の種類、取集時刻などで日数の目安は変わります。天候や交通事情による遅れも考慮しましょう。

ポストへの投函は、取集時刻によって窓口へ差し出す場合より日数がかかることもあります。日本郵便の公式サイトで提供されているお届け日数検索などを活用して、相手先の郵便番号までの日数目安をあらかじめ確認しておきましょう。立春が近い場合も、投函日だけで間に合うと決めず、目安を調べてから準備しましょう。

立春(2月4日)以降に届く場合の扱い

もし準備が遅れてしまい、相手の手元に届くのが立春である2月4日以降になる見込みのときは、寒中見舞いではなく「余寒見舞い(よかんみまい)」として手紙を出します。

寒中見舞いという言葉は立春の前日(節分)までの寒さに使うものであるため、立春を過ぎたら春の兆しを踏まえた挨拶へと切り替えるのが手紙の作法です。余寒見舞いであっても、相手の健康を気遣う気持ちや、年賀状へのお礼、喪中のご挨拶といった目的はそのまま伝えることができますので、焦らずに表題と言葉遣いを整えていきましょう。

これらの時期の目安は、お互いが気持ちよく季節の便りを交わすための目安であり、法律や厳格な郵便規則ではありません。相手を思いやる気持ちを何より大切にしながら準備を進めてみてください。

用途に合う寒中見舞いの文面を作る

冬の挨拶を、一通に

時期を確認して、用途に合う文面へ

2027年向けの見本です。年賀・喪中の挨拶にも使える、松の内明けの時期に絞っています。配達日を自動判定する機能ではありません。名前・実際の年と月・文中の事実を確認して書き換えてください。

1. 届ける時期を選ぶ
2. 送る目的を選ぶ
相手先の慣習と、到着の目安を確認しましょう

松の内は7日・10日・15日までなど地域や家庭で異なります。投函日と到着日は別です。日本郵便のお届け日数の目安も参考にしてください。

年賀・喪中の挨拶は、松の内明けから

相手先の松の内が明けてから届くよう準備します。純粋な冬の季節挨拶では小寒からという目安もあります。用途による時期の違いは上の説明を確認してください。

立春以降は、余寒見舞いなど季節に合う便りへ

2027年の立春は2月4日です。寒中の見本をそのまま使わず、実際の寒さや送る目的に合わせて、季節の言葉と文面を整えましょう。

松の内明け〜2027年2月3日までの到着を見込む場合の見本です。年賀状を受け取った前提や、家族の近況を入れていない冬の挨拶です。相手との関係に合わせて言葉を整えます。

松の内明け〜2027年2月3日までの到着を見込む場合の見本です。相手が喪中の場合です。自分が喪中の欠礼通知と取り違えず、祝いの言葉を控えます。

松の内明け〜2027年2月3日までの到着を見込む場合の見本です。相手が喪中と知らず、すでに年賀状を送った場合だけ使います。実際に送ったものと文中のお詫びを確認してください。

松の内明け〜2027年2月3日までの到着を見込む場合の見本です。自分が喪中で年始の挨拶を控え、そのことをまだ知らせていない場合です。通知済みなら連絡の遅れを詫びる一文は不要です。

表示された文面は、お相手のお名前やお互いの関係性、実際の年・月、伝えたい用件に合わせて自由に編集してお使いいただけます。用途の選択肢を切り替えても編集した文章は保持されますが、ブラウザの再読み込みを行うと初期状態に戻りますので、整えた文章は端末のコピー機能などを使ってメモ帳等に控えておくと安心です。

なお、到着時期がまだ分からない場合や、立春以降になりそうな場合は、まずは配達日数の確認や余寒見舞いへの切り替えをご検討ください。この画面を操作しなくても、以下の章でご紹介している4つの文例と解説からそのまま文面を作成していただけます。

書き方と用途別の文例4つ

寒中見舞いの文章は、基本的に以下の4つの要素で構成します。

  1. 冒頭のお見舞いの言葉(寒中お見舞い申し上げます)
  2. 主な用件(相手の近況伺い、年賀状を出せなかったお詫びや喪中の知らせなど)
  3. 相手の健康や無事を気遣う結びの言葉
  4. 日付(令和〇年 〇月)

一般的な手紙で使われる「拝啓」「敬具」のような頭語や結語は付けず、簡潔に書き始めるのが通例です。句読点(、や。)を省く形式も一般的ですが、必須ではありません。相手に読みやすいよう、自然な改行やスペースを交えて整えていただいて構いません。

ご自身の近況や家族の様子などは、実際に相手へ伝えたい出来事がある場合にのみ短く書き添える程度にとどめ、まずは相手への挨拶と用件を中心にまとめましょう。

文例の日付は実際の年と月へ。相手が喪中なのか、自分が喪中なのかを分け、実際にはない出来事・近況・約束を入れないよう確認しましょう。

以下の4例を、ご自身の状況に合わせて書き換えてお使いください。

一般の冬の挨拶

年賀状の遅れや喪中とは関係なく、寒さの厳しい時期に相手の健康を気遣って送る純粋な冬の季節便りです。確認できていない家族の近況や贈り物の話題、会う約束などを無理に入れる必要はありません。相手を気遣う気持ちを丁寧に伝えることを中心にまとめます。親しい知人や友人へ送る場合は、お互いの関係性に合わせた親しみやすい表現に直して書いてみてください。

寒中お見舞い申し上げます
寒気厳しき折 皆様いかがお過ごしでしょうか
冷え込む日が続きますので どうぞ暖かくしてお過ごしください
春の訪れまで くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます
令和〇年 〇月

相手が喪中の場合

喪中の相手へ、松の内が明けてから気遣いを伝える文面です。「おめでとうございます」などの慶事の言葉は避け、静かに相手の体調や心を気遣う言葉を選びます。

相手のご家庭の事情や悲しみの深さを勝手に推し量ったり、宗教や宗派が分からないまま「ご冥福をお祈りします」といった特定の言葉を決め打ちで使ったりしないよう配慮します。差出人自身が喪中でない場合にもそのままお使いいただける丁寧な文例です。

寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中と伺い 謹んでお見舞い申し上げます
寒さ厳しき折 皆様いかがお過ごしでしょうか
まだまだ寒さの厳しい日が続きますが どうかお体を大切にお過ごしくださいますよう心よりお祈り申し上げます
令和〇年 〇月

喪中と知らず年賀状を送った場合

相手が喪中であることを知らずに新年の年賀状を出してしまい、後から訃報を知った際にお詫びと哀悼の意を伝える文面です。「知らなかったとはいえ、お祝いの手紙を出してしまったこと」に対する短く真摯なお詫びを伝え、相手の心情を察して健康を気遣う言葉で結びます。

過度に言い訳を並べたり、相手から寒中見舞いをもらったことを前提とした文面にしたりせず、自分が送ってしまったことへのお詫びと相手へのいたわりの気持ちを簡潔に表現するのが大切です。

寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中とは存じ上げず 年頭のご挨拶を差し上げてしまいましたことを深くお詫び申し上げます
遅ればせながら 心よりお悔やみを申し上げます
厳しい寒さが続いておりますが どうかご無理をなさらずにお体をおいといくださいませ
令和〇年 〇月

自分の喪中による欠礼を知らせる場合

自分や家族に不幸があり、事前の喪中はがき(年賀欠礼状)を出すことができなかった場合に、新年を迎えてからその旨をお知らせする文面です。あらかじめ昨年末に喪中はがきを出している場合は、通知が遅れたことへのお詫びは不要ですのでご注意ください。

故人の続柄や亡くなった時期は、ご自身のお伝えしたい範囲に合わせて書き加えることができます。年賀状をいただいたことに対するお礼は、この後の章で説明している補足を参考に、状況に応じて一言添えるとより丁寧です。

寒中お見舞い申し上げます
喪中につき 年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました
お知らせが遅くなり 失礼いたしました
厳寒の折柄 皆様どうぞお体を大切にお過ごしください
令和〇年 〇月

はがきと文面を、送る前に確認

文面が整ったら、はがきを準備して投函する前にいくつかの大切なポイントを確認しておきましょう。

はがきと切手の選び方

通常はがきや私製はがきを選ぶのが一般的です。年賀はがきの流用は避け、冬らしい落ち着いた絵柄にすると整えやすいでしょう。郵便の取扱禁止という意味ではなく、季節の挨拶としての配慮です。

自分や相手が喪中の場合は、祝いを連想させる絵柄を控え、相手の意向も大切にしましょう。私製はがきは切手が必要です。料額印面のある通常はがきと取り違えず、必要な郵便料金を確認してください。

投函前の最終チェック項目

ポストへ投函する直前に、以下のポイントをもう一度見直してみてください。

  • 送る目的と主語が合っているか(相手の喪中と自分の喪中の内容を取り違えていないか)
  • 日付が正しい表記になっているか(例:令和9年 1月 または 2月)
  • 相手のお名前や敬称(様など)に誤りがないか
  • 差出人である自分の郵便番号、住所、氏名が漏れなく書かれているか
  • 相手の手元に届く日が、松の内明けから立春前(2月3日)までの期間に収まりそうか

年賀状をもらった返事として送る場合

相手から年賀状をいただき、そのお返事として寒中見舞いを送る場合は、文面の中に「温かい年頭のご挨拶をいただき 誠にありがとうございました」といったお礼の一言を自然に書き加えます。

自分が年賀状を出し遅れてしまった場合や、自分が喪中で出せなかった場合など、ご自身の状況に合わせてお礼を伝え、遅れなどについて触れたい場合は短い一言を添えましょう。ただし、相手への返信であることを意識するあまり、長々とした言い訳を書く必要はありません。お礼と相手の健康を祈る言葉をすっきりとまとめるのがスマートです。

なお、自分や相手が喪中の場合の年賀状の対応や、喪中全般の詳しいマナーについて迷ったときは、当サイトの解説記事「喪中と年賀状の疑問解決」もあわせて参考にしてみてください。

立春を過ぎそうなときは「余寒見舞い」へ

投函の準備が遅れてしまい、相手のポストへ届くのが立春(2月4日)以降になりそうな場合は、冒頭の言葉を「余寒お見舞い申し上げます」に改めます。

タイトルを変えるだけでなく、「立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが」のように、春を迎えてなお寒さが残る時期に合わせた季節の挨拶へと文面を見直すことが大切です。余寒見舞いを出す時期はおおむね2月下旬頃までが目安とされていますが、相手がお住まいの地域の気候や寒さの残り具合を考慮しながら、思いやりのこもった便りを届けてみてください。

参考情報

この記事でご紹介した二十四節気の暦日や、手紙のマナー・配送日数に関する主な参考資料は以下の通りです。

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